1978-05-30 第84回国会 参議院 外務委員会 第23号
それから、日本航空に、現在、南回り欧州線というのを週五便やっておりますが、ことしの秋ごろから、そのうちの便もしくは二便をバグダッドへ寄港させる予定にしております。
それから、日本航空に、現在、南回り欧州線というのを週五便やっておりますが、ことしの秋ごろから、そのうちの便もしくは二便をバグダッドへ寄港させる予定にしております。
ちなみに大体六月からアブダビに南回り欧州線を週一便入れたい、さらに秋ぐらいになりますと、他のルートで参りますところの週一便を入れたい、こういう目標を持って向こうの許可取りつけを進めておると聞いております。
○説明員(林陽一君) 日本航空は、南回り欧州線では、中近東ではただいまテヘランとカイロと両地点に寄航しておるわけでございます。南回り欧州線は日本航空の国際路線の中で非常に採算性の悪いものでございます。それから、途中でいろいろな国と種々の交渉をいたしまして、その最大公約数で飛ばすというので、非常に細いものにならざるを得ないような性質の路線なわけでございます。
日本航空の南回り欧州線では、中近東地区におきましては、現在テヘランとカイロ、二カ所だけ寄航いたしております。レバノンの中近東地域におきます航空市場としての価値の非常に大きいことにかんがみまして、今回このテヘラン、カイロのほかにベイルートにも寄航いたすように取りきめをいたした次第でございます。
それから一八%が北回り欧州線、一六%が東南アジア、南回り欧州線が一四%、こういうぐあいに、路線といたしましては、北回り欧州線は二番目になっておるわけでございまして、これの減収というものは相当わが社の経営面に影響が大きいわけでございます。しかも、北回り欧州線は北極でございまして、途中に店がございませんので、間接費が非常に少ない。
たとえば東南アジアとか南回り欧州線、ああいう後進国に主として路線を持っておりますけれども、そういうところは原油はありますが、精製油がない、運搬費が非常に高いのです。そういう点で欧州やアメリカ、特にアメリカに比較しましてはそういう燃料費が割り高である、こういう三つの理由で輸送原価が高いということはございます。 第一の利子負担を非常に安くするためには、やはり政府出資が必要なわけです。
○松尾参考人 ちょっと御参考までに申し上げておきますが、日本航空の国際線の収入の各路線別の比率を申し上げますと、太平洋線四八%、北回り欧州線が一八%、南回り欧州線が一四%、東南アジアが一六%、それから京城四%、こういうぐあいに大体考えておりますので、この比率からいきましても、北回り欧州線は太平洋に次ぐ大きな比率を占めておりますので、これに非常な営業上の影響があることは経営上望ましくない、かように考えております
これはここに表示してございますように三十九年三月現在の路線表でございまして、これをもっておわかりのとおり、太平洋線におきまして十一便、それから北回り欧州線二便、南回り欧州線二便、それから東南アジア線合計十四便、計二十九便ということで運営されておりますが、このうち太平洋線につきましては近く増便をいたすということになっております。
まず第一に、日航が国際的に地歩を強化したという点につきましては、むしろ日航の国際線における路線の伸展の状況をとらえたものでございまして、御承知のように、従来太平洋並びに東南アジアのみを就航いたしておりましたものが、一昨年から北回り欧州線を開設する、同時に昨年、多大な犠牲を払いまして、十月から南回り欧州線を開設するというふうなことで、南北両路線より欧州に入るというふうな状況になりまして、現在世界の航空国際機関
ただ、私申し上げますのは、三十七年度の赤字というものがジェット機の導入によって直ちにもたらされたものではなくて・これは南回り欧州線という非常に大がかりな路線を新たに開設したということが非常に大きな原因でございますが、それ以外に、大型ジェット機の導入による赤字というものは、全般的に、日本の国際線のみでなく、各国の国際線の運営にも非常に大きな影響をもたらしておるという意味で申し上げたのでございます。
○政府委員(今井榮文君) これはジェット化によりまして国際競争が激化したというような御説明を先ほどいたしたのでございますが、この三十六年度と三十七年度の赤字の大きな違いは、やはり三十七年度の十月以降南回り欧州線を始めたための赤字が相当大きくなっておるということでございます。
昭和二十八年八月、日本航空株式会社法の施行により、同年十月、日本航空株式会社が発足して以来、十年になりますが、この間における同社の発展はまことに目ざましく、中でも国際路線網は、年とともに拡充され、昨年十月には待望の南回り欧州線の開設を見、名実ともに日本を代表する航空会社として、世界の航空界に確固たる地位を占めるに至っております。
これらの三機の機材は、コンベア社におきましてすでに生産を打ち切るということになっておる現状からしまして、今回これを入手しなければ今後これを入手することがほとんど不可能であるというふうな状況でございまして、御承知のように現在東南アジア路線と南回り欧州線とにコンベア88〇を使っておりますので、それと同型同機種のコンベア88〇三機を今回入手することになったのでございます。
しかしながら、昨年の十月始めました南回り欧州線、これが競争が激甚でございまして、しかもこの開設のために非常に多額の費用を投じたことも原因となりまして、この南回り欧州線が現在日航国際線の最大の赤字になっておるわけでございます。
昭和二十八年八月、日本航空株式会社法の施行により、同年十月、日本航空株式会社が発足して以来、十年になりますが、この間における同社の発展はまことにめざましく、中でも国際路線網は、年とともに拡充され、昨年十月には待望の南回り欧州線の開設を見、名実ともに日本を代表する航空会社として、世界の航空界に確固たる地位を占めるに至っております。
この二協定は、わが国の航空企業がかねて計画しておりました南回り欧州線に関連してわが政府が締結の申し入れを行ない、交渉の結果、アラブ連合とは昨年五月、クウェイトとは昨年十月、それぞれ署名を了したものであります。
○政府委員(今井榮文君) 南回り欧州線につきましては、今、先生の御指摘のように、非常に競争が激甚でございまして、日本航空としても一定期間はやはり赤字を覚悟してやらなければならないということで出発いたしております。現在のところ、大体半年に約七、八億の赤字が出るのではないかというふうな計算でおりますが、三年間これをやっておれば完全にペイするラインに到達する、こういう目算でやっております。
国際線につきましても、国内線につきましても、同様のことが言えるのでございますが、ある特定のエア・ラインの特定の路線における便数というものは、比較的多いほど客がつきやすいということにもなりまして、かりに現在週一便というふうな運行をやっておるとすれば、現在もっと悪い利用率になるということで、日航が南回りをさらに増便するという、現在までまだ具体計画は持っておりませんが、少なくとも二年あるいは三年の間には南回り欧州線
○政府委員(今井榮文君) アラブ連合とクウェイトとの航空協定の背景になります、実際の南回り欧州線の問題でございますが、御承知のように、日本航空は一昨年の六月から北回り欧州線を開設いたしまして、従来アメリカ並びに東南アジアについてのみ行なっておりました国際線業務を初めて日本のキャリアとして欧州にその路線を延ばしたわけでございますが、その後私どもといたしましては、北回り欧州線に呼応しまして、さらに南回り
これら二協定につきましては、わが国の航空企業がかねて計画しておりましたクウェイト、カイロ等を経由する南回り欧州線の開設に関連いたしまして、政府は、アラブ連合共和国及びクウェイト両国政府に対しそれぞれ航空協定締結交渉の申し入れを行ないましたところ、両国ともこれに同意して参りました。
これら二協定につきましては、わが国の航空企業がかねて計画しておりましたクウェート、カイロ等を経由する南回り欧州線の開設に関連いたしまして、政府は、アラブ連合共和国及ばクウェート両国政府に対しそれぞれ航空協定締結交渉の申し入れを行ないましたところ、両国ともこれに同意して参りました。
○政府委員(今井榮文君) 先生の御指摘は、日本航空の今後の赤字の問題だろうと思いますが、日本航空は特にことし南回り欧州線を開始することになっておりますが、南北両ヨーロッパ線開設によりまして、相当三十七年度の予算は窮屈になると思います。
これら三件の民間航空協定のうち、わが国とパキスタン及びわが国とイタリアとの間の協定につきましては、わが国の航空企業がかねてより、本年夏ごろの運航開始を目標としてカラチ、ローマ等を経由する南回り欧州線の開設を計画しておりましたので、政府は、昨年。パキスタン及びイタリア両国政府に対しそれぞれ協定締結交渉の申し入れを行ないましたところ、両国ともこれに同意して参りました。
これらの協定は、いずれもわが国と相手国との間にそれぞれ民間航空業務を開設することを目的とするものでありますが、パキスタン及びイタリアとの協定は、日本航空が本年夏ごろに予定しております南回り欧州線の開設に備えるものであります。
○政府委員(今井榮文君) 先ほどちょっと申し上げましたが、日本航空の南回り欧州線につきましては、まだ最終的に確定の開始時期は決定いたしておりませんが、私どもといたしましては、この夏を中心にできるだけ早い時期に開くということで計画を進めております。
これら三件の民間航空協定のうち、わが国とパキスタン及びわが国とイタリアとの間の協定につきましては、わが国の航空企業がかねてより本年夏ごろの運航開始を目標としてカラチ、ローマ等を経由する南回り欧州線の開設を計画しておりましたので、政府は、昨年パキスタン及びイタリア両国政府に対しそれぞれ協定締結交渉の申し入れを行ないましたところ、両国ともこれに同意して参りました。